本記事の目的
Flutter開発で必須となる「Dart」言語に対する理解を少しでも深める
前提
プログラミングの知識を多少なりとも持っていること
Dartの特徴
まずはDartの特徴を箇条書きで記載し、その後それぞれ少しづつ詳しく説明していきます
- JavaやJavaScriptに近い
- 型推論が可能
- Generic型をサポート
- トップレベルの関数をサポート
- トップレベルの変数をサポート
- 全てがオブジェクト
- privateやpublicなどのキーワード(アクセス修飾子)がない
とまぁこんな感じですかね、新たな発見があれば随時追記していきます!
ということで、もう少し詳しく説明できそうなものは詳しく説明していきます
JavaやJavaScriptに近い
Dartという言語は、JavaScriptの代わりになる言語としてGoogleが開発していたため、JavaScriptやJavaに近い言語となっています
なので、JavaやJavaScript経験者なら比較的簡単に扱えるようになると思います!
(私は、新人研修でJavaやっていたのでラッキーです笑)
型推論が可能
Dartは型推論が可能なので、変数宣言時に型を指定しなくてもエラーにはなりません
Generic型をサポート
おかげで型安全となります〜
トップレベルの関数をサポート
Javaの関数はクラスに所属している必要がありましたが、
Dartではその必要がなくクラスに所属しない関数(トップレベルの関数)を定義することが可能となりました
トップレベルの変数をサポート
変数も同様に、クラスに所属しないものを定義することが可能となります!
全てがオブジェクト
Dartでは、変数に配置できるものは全てオブジェクトとなります
つまり、関数もnullもオブジェクトです!
オブジェクトというのはクラスのインスタンスですね(Objectクラスを継承しているもの)
privateやpublicなどのキーワード(アクセス修飾子)がない
Javaでは、変数を宣言したクラスでしかその変数を扱わない場合、privateキーワード(をつけていたのですが(うろ覚え...)、
Dartではアクセス修飾子がなくなり、変数名で見分けることになります
変数名がアンダースコア(_)から始まるものをprivateな変数とみなします